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2015年3月30日 (月)

盲導犬を中心にした茶話会

拝島駅八高線5番ホームに

昇降式のホームドアが

昨日3月28日から稼働しています。

早速視察しました。(その報告は又)

駅のホームから、視力に障害のある方が

転落してなくなるという

痛ましい事故が、この駅でも3年前にありました。

視力に障害がある方にとって

移動手段は様々ではありますが

一人で白状歩行をされる方にとって

駅のホームや

横断歩道が一番怖いのです。

Dscn8031

この写真の犬は盲導犬です。

盲導犬は、電車に乗り降りするときも

ドアーとホームの隙間も注意してくれると言います。

この写真は

田中団地の茶話会です。

Dscn8027

主人公は盲導犬とその主人でした。

盲導犬について住民の皆さんに

理解をしていただく事が必要と

企画されました。

この盲導犬の主人はすでに2頭目の盲導犬で

まもなくこの子も年齢で引退が近く

3頭目とまもなく訓練を受けるようです。

(訓練は4週間)

「風を切って歩きたい」そういう思いで

盲導犬と暮らすようになりました。

視力に障害がある方の歩行手段は

白杖歩行か、ガイドヘルパーとの歩行か、盲導犬との歩行です。

風を切って歩きたい、ゆっくりと歩いている人を

風を切って追い越したい・・・こうした思いで

盲導犬を相棒としました。

家の中のことは殆どこなします。

外にも毎日出掛けます。

一番怖いのは横断歩道

このことは前から良く聞いていました。

私も議会で2回ほど取り上げましたが・・・。

犬は色覚がないそうです。

だから信号が青とか赤という認識が出来ないのです。

人や車の動き、音の動きなどを体で感じて

渡ります。

時には2~3回も信号が変わるのを待つそうです。

もし

横断歩道でわたれないでいる様子を見かけたら

どうぞ声をかけて下さい。と皆さんに話されました。

また出来れば、押しボタン式の音響信号機をつけて欲しいと。

このことも私に突き刺さりました。

盲導犬は、信号機のボタンを探す訓練も受けているのです。

せっかく訓練を受けているので

つけて欲しいな!くまざきさん!・・・

さて。茶話会の席で厳しい追及です。・・・

私はガイドヘルパーの講師も行いました。

とうぜん、ガイドヘルプもしています。

そうした声かけや支援については知っているので

彼女を見かけると

必ず、「○○さん、こんにちは。くまざきです。」と声をかけ

困っている事や、手伝う事がないか聞きます。

でも

盲導犬を初めて見た・・と言う方もいました。

一番困ること

それは相棒と歩行中に(ハーネスをつけた歩行は仕事中)

(ハーネスは私との命綱。とも語られました)

あら~○○!と言って仕事中の相棒に声をかけること

仕事中は主人も相棒もかなり神経を使っています。

階段などでも

昇り口や、階段の最後など、盲導犬は教えてくれます。

そういう歩行(仕事)をしているときに

盲導犬に声をかけないで

そっと見守ってと話されました。私たちにとって普通のことでも

やはり盲導犬の仕事が分からないと

単純にかわいがって声をかけても

時には重大な事故にもつながる事もあると・・・。

彼女は行動的で、盲導犬をつれて都内でもどこにでも出掛けます。

「出先で困ったことはないか」市民が聞きました。

「それがね。困ったら必ず、誰かに声をかけるの、そうすると

みんな親切にしてくれるの」

「ただぼけっとしているだけでも、何かお困りですかって声をかけてくれる

日本人ってありがたいね」

「でもね、お店で入れてくれないことは何回もあった」

そういう所は「こっちが入らないよ」強い気持ちがあります。

「報道で盲導犬にいたずらした事件があったけど

犬は痛みに対してはどうなの?吠えるの」

シビヤな質問もでます。

「だれでも痛みを我慢する訓練なんて、やりませんよ。

犬だって、痛みを我関する訓練はしないの

うちの子は小さい声できゃんって鳴く程度」

訓練されているから、吠えたりはしない

でも痛いときは鳴くよ。

本当にたくさんの質問も次々と出されていました。

我が団地では盲導犬と暮らす人や

電動車いすを自走して行動する人や

聴覚障害のある方や

身体に障害がある方もたくさんいらっしゃいます。

(どこでもそうですが)

そうした方が普段どのようなことで困っているのか

直接話を聞く機会があると言うことは

住民の理解を拡げ

意識を変えてくれます。

我が市の市長は

「生きる事は自己責任、誰かが手をさしのべてくれることを

期待して待つことではない」と

言い切っていますが、市民を分断し

自治体の責務をないがしろにする発言です。

人間同士、誰かが困っていたら

そっと手をさしのべるのが、普通の人間ではありませんか。

地域包括支援センターの職員が軽体操を指導しましたが

「私のやり方を見て下さい」と指導しました。

こうしたあり方も意識しなければなりませんね。

私は盲導犬の主人のそばで

包括のケアマネが行う動作を実況中継して

一緒に体を動かしました。

何気ない言葉が、人を傷つけます。様々な背景に配慮する姿勢が

必要です。

昼食も一緒に食べました。

視力に障害のある方の食事の説明

ご自身で時計の位置で食べ物を置くよう指導していました。

しかし、中身の濃い茶話会でした。


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